よくある質問と回答


Q1. 大学院に電気電子工学専攻がないようですが、電気電子工学科に大学院はないのですか?

A1. 大学院はあります。電気電子工学科と名前や組織が対応していないのでややこしいのですが、機能工学専攻と情報工学専攻が電気電子工学科に関係する大学院となります。
本学科の研究室は教育プログラムと同様に機能電子系、エネルギーデザイン系、通信系に分かれています。機能電子系の研究室を卒業して、そのまま大学院に残る場合は主に機能工学専攻に、エネルギーデザイン系と通信系の研究室を卒業して大学院に残る場合は情報工学専攻に入学することになります。


Q2. 大学院に進学すると、就職はどうなりますか?

A2. 本学科の学生の就職率は学部も大学院もほぼ100%です。しかしながら、第1志望の企業に採用される確率は、大学院へ進学した方が格段に上がります。
就職先の企業を知りたい場合は就職状況のページをご覧下さい。学部と大学院では就職先の企業が若干異なることがご覧いただけると思います。そのため、学部の卒業生は60%程度が大学院に進学します。なお、大学院へ進学する場合、大学院入試を受けて合格する方法と、推薦で合格する方法があります。推薦は、学部の成績により決まります。したがって、大学院への進学を希望する場合、学部入学時から良い成績をとることを心掛けると良いでしょう。


Q3. ロボットに関心があるのですが、電気電子系ではロボットに関する研究をしていますか?

A3. 動きのある、見ていて分かりやすいロボットに関心がある人も多いと思います。ロボットは、触覚、視覚などの感覚系、モーターなどの運動系、制御を行う神経系から構成されています。電気電子工学科には機能電子系、エネルギーデザイン系、通信系の3つの系がありますが、それぞれ、次のような形でロボットに関わっています。
[機能電子系] ロボットの感覚である、各種センサー、半導体回路に関する研究を行っています。
[エネルギーデザイン系] ロボットの動きを司るモーターなどの制御に関する研究を行っています。
[通信系] 遠隔操作型のロボットはもちろんのこと自律型のロボットにとっても必要な、状態を監視するための通信に関する研究を行っています。


Q4. 自動車が好きなのですが、電気電子工学科で自動車に関わる研究ができますか?

A4. 自動車の研究は従来、エンジンという動力を使っていたため機械分野の関わりが大きいものでした。しかし、ご存知のように現在はモーターを使ったハイブリッド自動車、電気自動車が次々と市場に投入され、電気電子分野の占める割合が非常に大きくなっています。現に、自動車用のモーターの研究やハンドルなどの電子制御の研究が本学科でも行われています。また、自動車の衝突防止のレーダー通信、衝突時の緊急動作を感知するセンサーなども電気電子の分野です。これからは自動車に関わる研究は電気電子工学が主となる可能性が大きく、本学科の学生が研究テーマとすることはもちろん可能です。


Q5. 電気電子工学科と情報工学科の違いはどこにあるのですか?

A5. 情報工学科は計算機(コンピューター)を用いた技術をもとに情報化社会の可能性を広げる研究をしています。一方、電気電子工学科はその名の通り、電気と電子の関わる事全てを学び研究しています。その中にも当然コンピューターを使う技術もありますが、電気電子工学の方がより物理学に近いです。端的に言うと情報工学科で学ぶことはソフトウェアの領域に近く、電気電子工学科ではハードウェアの領域に近いです。(わかりやすさのために誤解を恐れずに言うと、情報工学科ではWindowsやLinux、インターネットのしくみを勉強するようなもので、電気電子工学科ではCPU(IntelのPentiumなど)やパソコン本体、無線LANの電波を勉強するようなものです)


Q6. 電気電子工学というと古いというイメージがあるのですが、実際の所どうなのですか?

A6. そんなことはありません。確かに電気電子工学の歴史は古いですが、まだまだ新しい課題や知識が発見される学問です。電気電子工学が進歩したおかげで新しい技術や製品を社会に生み出すことができました。例を挙げると最近では携帯電話や携帯音楽プレーヤーも普及、進歩しましたし、電気自動車やハイブリッド自動車も普及し始めています。また、情報技術(IT)の進歩も電気電子工学の進歩が土台になっていると言っても過言ではないでしょう。電気電子工学は歴史が古い分その基礎となっている部分は不変であり,将来も変わりません。電気電子工学をしっかりと身につけておけばどんな時代になっても柔軟に対応できるでしょう。


Q7. 電気電子工学科は半田付けを勉強するところですか?

A7. 建築学科が釘の打ち方を勉強するところではないように、電気電子工学科は半田付けを勉強するところではありません。もちろん、ものづくりの最終段階においては半田付は必要ですし、研究に必要ならば半田付けをすることもあります。しかしながら、電気電子工学科は”いかにすれば電気電子を利用した物が作れるか”を学ぶところです。こちらにある履修モデルをご覧いただくと、ものづくりに必要な理論を学ぶことが分かると思います。実際に手を動かして作業をする実験科目というものもありますが,それは作業のしかたを学ぶのが目的でなく授業で学んだ理論をより深く理解することが目的です。


メッセージなどに戻る